パケット交換ネットワークのシミュレーション

２ルータと４ホストからなるパケット交換ネットワーク

• pkswitch_net.ned: ネットワークトポロジが定義されている。
• modules.ned: ホストとルータで使われる共通のモジュール (AppGen, AppSink, NetworkLayer, PDropTailQueue and Server)が定義されている。
• host.ned: ホストとは一つのAppGen、一つのAppSink、一つのNetworkLayer、一つのPDropTailQueue、一つのServerモジュールを持つものを指す。
• router.ned: ルータとは一つのNetworkLayer、複数のPDroptailQueueとServerモジュール対をもつものを指す。ルータのルーティングテーブル（routing table）は、シミュレーションが開始すると、OMNeT++に内蔵したDijkstra アルゴリズムによって設定される（従って、ルータにルーティングアルゴリズムは実装されていない）。

シンプルモジュールのC++実装は以下の通り:

• app_gen.h, app_gen.cc: パケット発生装置
• app_sink.h, app_sink.cc: パケット受信装置
• pdroptailqueue.h, pdroptailqueue.cc: ホスト或いはルータの出力リンクのパッシブリンク
• server.h, server.cc: サーバは、ダウンリンクにパケットを送信し終えると、パッシブキューから次のパケットを要求する。
• networklayer.cc: パケット交換装置（ルーティングテーブルはここに在る）。

• packet.msg: パケットモデル。
• omnetpp.ini: シミュレーション構成ファイル。
• pk_geometric.cc: パケット長を幾何分布（パラメータは平均サイズと最小サイズ）に基づいてい生成する。